ステップファミリー父より。『人生は修行なのか?』仏教の本を読んで少し救われた話
最近、人生は修行みたいな物なのではないかと思い始めているアラフォーの父。
先日、こんな本を図書館で見つけたので手に取ってみた。
気になる仏教語辞典: 仏教にまつわる用語を古今東西、イラストとわかりやすい言葉でなむなむと読み解く
かつて仏陀は、人間は誰でも死などの辛い事から逃れることは出来ないので、その状況をひたすら見つめて認めるべし、との真理を見つけたそうです。
私も、半分ニートのような自分よりもダメな嫁がいて、子供が二人いて、とりあえずやることは山積みで。
やることがあると、余計な事も考えずに行動できる。
修行も行きすぎると即身仏のように死んでしまうけど、適度な修行は成長のために必要。
結婚というのは、、、まあ束縛が多くダルいことが本当に多い。
子供の習い事の役員を頼まれてしまった時は久しぶりにうつ病の波が来て本当に辛い思いをしている。
日々、病気の妻に代わりに料理、洗濯、掃除の家事をこなし、合間に自営業の仕事をするという過酷なスケジュールだけでもいっぱいになっていま私は、さらに外部の役割がくるとなるともう限界だ。
そうして憔悴しきった私が、うつ病一歩手前の状態になり、妻に「今、久しぶりにつらくてぼーっとしてしまって早く反応できないかもしれないから先に伝えておくね。」と言うと妻から衝撃の一言が。
「私は寂しい」「ずっとセックスレスだ」
さらに私の仕事の内容についての不満、文句をいわれ、、、どんどん目の前が真っ暗に。
私が20代でうつ病になった時の過去の経験から、今回のキツいうつの波も2週間ほど家事の手を抜いてマイペースでのんびりすれば良くなるかな〜と思ってました。
が、予想外だった妻からの愚痴でダメージの蓄積が激しく、なかなか戻るのに時間がかかりそうです。
そんな時の仏教は私の心に響く響く。
宗教ってのは、人間が弱ってるときに響くようにできていて、そうやって信者を増やしてるんだなあと実感。
まあ、仏教の場合は教祖崇拝 or 信仰ではないので、哲学的な要素が強く、自分で研究するぶんにはお金を搾取されることもなし。座禅や瞑想は本で覚えればタダでできるのでコスパは悪くないと思っている。
適度な修行の負荷で自分を高めつつ、度を越して自分のキャパを超えてしまったら仏教の力を借りて乗り切る、というのが今のところ出た人生の解。
辛い事をクリアするとその後経験を生かして人の役に立てる可能性が高いので、少しの修行はやっぱり必要。
毎日何もせず、自宅でYouTube観てネトゲするだけの生活は本当に楽だけど、張り合いも何も無い。
今回あらためて思ったのは、キツいことも負荷8割くらいで抑えておくのがベストということ。
自分の場合、パンパンにスケジュールを詰めてから、いざやってみるか!となった時に辛さが発覚したりするので、常に8割の力でのキープを心がけるようにしている。
一人暮らしの時は寝太郎のようにのんべんだらりとしていて、大体5割くらいの力しか使っていなかったが、結婚して子供が二人いて、さらに妻が病気となるとどうしてもギリギリの負担がこちらにかかってくる。
しばらくは外部からの依頼や仕事は休みにして、来るものはどうにか断らないとキツすぎて続かないだろう。
仏教哲学を極めれば金は無くとも精神面での限界を迎えることはなくなるだろうと思う。まあ、資本主義がメインの世界では金があるに越したことはないし、私はお金を汚いとは全く思わずに全肯定している立場だ。
私と同じように悩んでいる人がこのブログで何か得て日常生活を送ってもらえればいいなと思っている。